目標達成!クラウドファンディング終了
11月27日にスタートした、あけのべプロジェクトクラウドファンディング。
なんと!!
たくさんの皆さまのご支援により、目標であった300万円を達成することができ、ネクストゴールまで達成することができました!
本当にたくさんのご支援・ご協力をありがとうございました。
集まった金額は総額3,695,500円。
ご支援をいただいた方は、個人・法人の皆さま含め総勢336名にのぼりました。
私たちにとっても、クラウドファンディングで資金調達をするのは初めての試み。手探りの中ではありましたが、私たちの想いにこんなにもたくさんの方に共感してくださり、勇気づけられるような2ヶ月間でした。
今回は、この2ヶ月間を振り返りながら、小林タバコ屋さんのこれからについて改めてお伝えしたいと思います。
“空想”が“現実”のものへ…
このたばこ屋さんの特徴は、なんと言っても鏝絵(こてえ)で描かれた立体看板です。造られてから何十年も経っているはずなのに、色褪せることなく、不思議なほど存在感のある「たばこ」の文字とドラゴン。
このドラゴンをモチーフにしたイラストは、北海道のイラストレーター前田麦さんによってオリジナルで書き下ろしていただいたものです。このドラゴンはには名前がなく、12月15日に明延がこれからも明るく在るための祭典として開催した「Fun Fund Fes」では、名付け親を募集しました。
当日は、子どもからお年寄りまで幅広い世代の方から25個ものアイディアが寄せられ、プロジェクトメンバーやSNSでの投票により選考実施。
その結果、ドラゴンの名前は…
「あけゴン」と決定!
クラウドファンディングのリターンにて、あけゴンのオリジナルグッズをご用意していましたが、今後は小林たばこ総合会館(仮)の空想土産屋で扱う予定です。もし手にできなかった方は、グランドオープン後にぜひお越しください。現在、地域おこし遠隔隊の方とも、絶賛空想土産を考案中ですので、そちらも乞うご期待。
また、クラウドファンディング期間中は、「全国で同様の課題が頻発してくる中で素晴らしい取組み」「小林たばこ屋さんはとてもかっこいい建物。そんな場所が復活することがとても嬉しい」「いつでも応援行きます」など、ご支援とともにたくさんの心強い応援メッセージをいただきました。
そんなメッセージを一つひとつ読みながら、明延が人々の記憶に残る場所であったこととと同時に、地域課題は明延だけの課題ではないことを実感。明延や養父市に縁のある方、縁はなくとも同じように人口減少に危機感を覚えている方など、全国の皆さんとつながることができ、たくさんの方の想いを胸に、必ず還元していこうという覚悟の決まった期間でもありました。
小林たばこ屋さんのこれから
このプロジェクトは、ここからが正念場です。クラウドファンディングページでもお伝えしていましたが、必要資金は最低でも総額750万円かかる見込みです。この小林たばこ屋総合会館(仮)には、まだトイレもエアコンもありません。皆さまにご支援いただいた、大切な資金は、そのうちの下記の部分に関して大切に使わせていただきます。
【使い道】
不動産取得支出:約150万円
修繕費(トイレ、空調等、解体等):約60万円
備品購入費(イス・テーブル等、Wi-Fi等):約30万円
グッズ開発費(空想みやげ屋):約50万円
消耗品費(あけのべ購買部仕入れ):約20万円
リターン準備費用:約20万円
今後の予定としては、2025年3月をプレオープン、5月にグランドオープンを予定しています。
「人口49人のこの集落がどこまでやれるのか見てみたい」「他の過疎地の参考になるモデルになることを期待している」という期待の声も寄せられていますが、そんな声にもお応えできるよう、これからもさまざまな景色をお届けしていきたいと思います!
クラウドファンディングは1月31日をもって終了しましたが、ご周知のとおり明延の住民は49人。地域外の方の力も必要とする状況は今後も続きます。どうか引き続き、あけのべプロジェクトの応援をよろしくお願いいたします。グランドオープンをぜひお楽しみに!
この度、活用させていただいたクラウドファンディングプラットフォーム「for good」でのプロジェクトページは、今後もこのままweb上に残り続けます。経過レポートは更新していく予定ですので、通知をお受け取りください。
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